学科News(No.51) 中国JGN2plus シンポジウム/IPv6 Summit in TOTTORI 開催

参加者で超満員となった大研修室
参加者で超満員となった大研修室
パネル討論をリードする今井正和教授(右端)
パネル討論をリードする今井正和教授(右端)

~IPv6と超高速ネットワークにより広がるユビキタスネット社会を目指して~

中国JGN2 plus シンポジウムが、10月17日に鳥取県立図書館大研修室で開催され、県内外から140名もの参加者が集いました。このシンポジウムは、情報システム学科・今井正和教授が企画・推進したもので、情報システム学科の先導性を示す一例です。

IPv6の講演


シンポジウムの前半では慶應義塾大学の中村修教授による「IPv6と次世代TV技術」と題した講演と、総務省総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課の柳島智氏による「IPv4アドレス枯渇とIPv6への取り組み」と題した講演が行われました。
 中村先生は、情報ネットワークを用いて映像信号を伝送する次世代TV技術とその応用について、地域限定のワンセグ放送をインターネットで配信する実験の様子などを交えて解説を行ってくださいました。
 柳島氏からは、現在のインターネットが直面する大問題であるIPv4アドレスの枯渇とその解決法であるIPv6の普及推進についての講演をいただきました。2011年ごろにはIPv4アドレスが枯渇するといわれていること、今後日本が継続的に発展していくためにはIPv6の導入が不可欠であり、国としてもその方針であることが説明されました。

パネル討論


 シンポジウムの後半では、「IPv6と超高速ネットワークにより広がるユビキタスネット社会を目指して」と題したパネル討論が行われました。情報システム学科の今井正和教授がコーディネータを務め、パネラーとしてIPv6普及高度化推進協議会の仲西亮子氏、NTT西日本の徳永正巳氏、鳥取県智頭町の岡田光弘氏、岡山中央総合情報公社の新免國夫氏をお迎えしました。議論では智頭町のような地方がユビキタスネット社会に期待することが示され、それを実現するための具体的なサービスとしてのNGNが示されました。また岡山県の町村の事例も紹介され、今後の智頭町の進むべき方向についての議論が行われました。
 今回のシンポジウムは、山陰地方で始めて開催されたインターネット関連の行事でした。これが当初予想の1.5倍の聴衆が集まるほどの成功を収めたことは非常に喜ばしいことです。

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